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JACK in TIME
Wednesday, June 30, 2004
moebius
text:豊崎エコ
先に紹介したエンキ・ビラルがフランスの大友克洋なら、このメビウスはフランスの手塚治虫。
上の画像はメビウスの代表的作品、アルザック。8ページのサイレントでオールカラーの漫画。
サイレントということは、絵で語るということ。漫画は絵だということを、私はこのアルザックを観る度に思う。
本を手にとって観てもらえば解かると思うけど、この作品が無ければ宮崎駿の「風の谷のナウシカ」はなかったのでは。アルザックを起爆剤にしてよくぞあれだけすごい「ナウシカ」を描けたと思う。宮崎駿の思想と哲学はすごい。
メビウスと宮崎駿は親交があって、メビウスは自分の子供を「ナウシカ」と名付けたそうな。
公式サイト
ファンサイト
text:豊崎エコ
先に紹介したエンキ・ビラルがフランスの大友克洋なら、このメビウスはフランスの手塚治虫。
上の画像はメビウスの代表的作品、アルザック。8ページのサイレントでオールカラーの漫画。
サイレントということは、絵で語るということ。漫画は絵だということを、私はこのアルザックを観る度に思う。
本を手にとって観てもらえば解かると思うけど、この作品が無ければ宮崎駿の「風の谷のナウシカ」はなかったのでは。アルザックを起爆剤にしてよくぞあれだけすごい「ナウシカ」を描けたと思う。宮崎駿の思想と哲学はすごい。
メビウスと宮崎駿は親交があって、メビウスは自分の子供を「ナウシカ」と名付けたそうな。
公式サイト
ファンサイト
Monday, June 28, 2004
間違い
text:eddie
赤塚ふじおさんの事を「富士夫」と表示してしまいましたが、「不二夫」ですよね。間違えてしまいました。すいません。なまえを間違えられるといやですよね。
「富士夫」とゆう名前はめでたそうで気にいっているのでどこかで私が使います。
「不二夫」であってたかな。
text:eddie
赤塚ふじおさんの事を「富士夫」と表示してしまいましたが、「不二夫」ですよね。間違えてしまいました。すいません。なまえを間違えられるといやですよね。
「富士夫」とゆう名前はめでたそうで気にいっているのでどこかで私が使います。
「不二夫」であってたかな。
Wednesday, June 23, 2004
CINEMA IMPRESSION
text:豊崎エコ
「ドーンオブザデッド」 ザックスナイダー監督作品
2004/06/01 at三番街シネマ
70年代にジョージAロメロ監督が作った「ゾンビ」のリメイク。
カタストロフ後の世界。そこへもっていく展開のスピーディさ。ぐいぐいと引張っていくストーリィ。アメリカの地方都市。今、世界がどうなっているか分からない不安。ストレス、フラストレーション。絶望的未来。世界はわれわれとやつらしかいない。われわれに待ち受けるのは死、あるのみなのか。人は死ぬ。確実に死ぬ。死んでしまえばやつらと同じだ。人生は死ぬまでの待ち時間。OK。完全燃焼して死のう。
ドーンオブザデッド
ゾンビ手帖
ゾンビ
text:豊崎エコ
「ドーンオブザデッド」 ザックスナイダー監督作品
2004/06/01 at三番街シネマ
70年代にジョージAロメロ監督が作った「ゾンビ」のリメイク。
カタストロフ後の世界。そこへもっていく展開のスピーディさ。ぐいぐいと引張っていくストーリィ。アメリカの地方都市。今、世界がどうなっているか分からない不安。ストレス、フラストレーション。絶望的未来。世界はわれわれとやつらしかいない。われわれに待ち受けるのは死、あるのみなのか。人は死ぬ。確実に死ぬ。死んでしまえばやつらと同じだ。人生は死ぬまでの待ち時間。OK。完全燃焼して死のう。
ドーンオブザデッド
ゾンビ手帖
ゾンビ
Monday, June 14, 2004
text:豊崎エコ
Saturday, June 05, 2004
文中敬称略
text:eddie
随分と前に「TVチャンピオン」で少年まんが王選手権かなんかをやっていて。回答者が「赤塚富士夫っ!」とか言っていたら、赤塚さんが登場して。いつもにやにやしている赤塚さんが憮然な表情で。で、本人を目の前にすると回答者はいきなり「さん」づけになったワケで。おどおどと。やっぱり呼び捨ては嫌?
学生時代、友達どおしで大友克洋氏の事を「オオトモはよぉー」とか言って呼び捨てで語る!語る!尊敬してるけど。「笑ってオオトモッ!」「笑っても、オオトモ?」「オオトモー」とか意味不明の事を言いながら、ヤンマガを読んでいました。
もう大人なんだから。立場もあるんだから。とは言うものの。
YARD*は作者など送り手に敬意を表して「さん」づけなんですが。インプレッションを掲載する時、客観性も必要かと思い、今後、文中敬称略でいきます。
text:eddie
随分と前に「TVチャンピオン」で少年まんが王選手権かなんかをやっていて。回答者が「赤塚富士夫っ!」とか言っていたら、赤塚さんが登場して。いつもにやにやしている赤塚さんが憮然な表情で。で、本人を目の前にすると回答者はいきなり「さん」づけになったワケで。おどおどと。やっぱり呼び捨ては嫌?
学生時代、友達どおしで大友克洋氏の事を「オオトモはよぉー」とか言って呼び捨てで語る!語る!尊敬してるけど。「笑ってオオトモッ!」「笑っても、オオトモ?」「オオトモー」とか意味不明の事を言いながら、ヤンマガを読んでいました。
もう大人なんだから。立場もあるんだから。とは言うものの。
YARD*は作者など送り手に敬意を表して「さん」づけなんですが。インプレッションを掲載する時、客観性も必要かと思い、今後、文中敬称略でいきます。
Friday, June 04, 2004
CINEMA IMPRESSION
text:豊崎エコ
「ゴッドディーバ」 エンキ・ビラル監督作品
2004/05/01 at 梅田ピカデリー
エンキ・ビラルという、フランスの漫画家が自分の漫画「ニコポル三部作」をベースにオリジナルストーリーを自ら監督し、映画化した作品。
昔、日本語版スターログという雑誌ではビラルの作品とかを「ユーロコミック」とか、「ヨーロピアンコミック」とか「フレンチコミック」とかと呼んでいて、みんなそう言っていたけど、今は「バンドデジネ」とみんな言っている。ヨーロッパではそう呼んでいるらしい。
さて、「ニコポル三部作」はもう、ずいぶんと前に描かれた作品で、洋書屋で時々みかけたりするんだけど、今は河出書房新社から日本語版がでているので、知っている人も多いと思う。
あの「ブレードランナー」の監督のリドリースコットや「フィフスエレメント」の監督、リュックベッソンにもインスパイアを与えたんですね。荒廃した近未来の大都市。多くの映画監督や漫画家に影響を与えた。
「ゴッドディーバ」はビラルの監督3作目で、前2作と比べるとスピード感が加わった。それとマシーンやクリ-チャ-の描写が向上。これはコンピューターグラフィクスの導入がきいているだろう。そのせいかこの映画は実写でもアニメでも無い映画になっている。
内容の方は、さすがフランス人の作品だけあってエレガンスでロマンチック。そこがビラル好きの私としては、うれしかった。
モノクロームの都市風景の中、印象的な色彩の登場人物が漂流する、その世界にいつしか引き込まれていく。映画館に見に来てよかったと実感。「ゴッドディーバ」は映画館で見るのが楽しい。
ただ、いろいろなモチーフや設定が短い時間の中に入れられていて、未消化なのがもったいない。もうちょっと一つずつの「具」を味わいたかった。そのためには、映画も三部作にして欲しいところです。
この映画を見ていると私の中のゴーストが、ビラルが「ウルトラセブン」のエピソードのうちの一つを作れば面白いかもと、ささやいた。
ゴッドディーバ
ビラルのインタビューetc
text:豊崎エコ
「ゴッドディーバ」 エンキ・ビラル監督作品
2004/05/01 at 梅田ピカデリー
エンキ・ビラルという、フランスの漫画家が自分の漫画「ニコポル三部作」をベースにオリジナルストーリーを自ら監督し、映画化した作品。
昔、日本語版スターログという雑誌ではビラルの作品とかを「ユーロコミック」とか、「ヨーロピアンコミック」とか「フレンチコミック」とかと呼んでいて、みんなそう言っていたけど、今は「バンドデジネ」とみんな言っている。ヨーロッパではそう呼んでいるらしい。
さて、「ニコポル三部作」はもう、ずいぶんと前に描かれた作品で、洋書屋で時々みかけたりするんだけど、今は河出書房新社から日本語版がでているので、知っている人も多いと思う。
あの「ブレードランナー」の監督のリドリースコットや「フィフスエレメント」の監督、リュックベッソンにもインスパイアを与えたんですね。荒廃した近未来の大都市。多くの映画監督や漫画家に影響を与えた。
「ゴッドディーバ」はビラルの監督3作目で、前2作と比べるとスピード感が加わった。それとマシーンやクリ-チャ-の描写が向上。これはコンピューターグラフィクスの導入がきいているだろう。そのせいかこの映画は実写でもアニメでも無い映画になっている。
内容の方は、さすがフランス人の作品だけあってエレガンスでロマンチック。そこがビラル好きの私としては、うれしかった。
モノクロームの都市風景の中、印象的な色彩の登場人物が漂流する、その世界にいつしか引き込まれていく。映画館に見に来てよかったと実感。「ゴッドディーバ」は映画館で見るのが楽しい。
ただ、いろいろなモチーフや設定が短い時間の中に入れられていて、未消化なのがもったいない。もうちょっと一つずつの「具」を味わいたかった。そのためには、映画も三部作にして欲しいところです。
この映画を見ていると私の中のゴーストが、ビラルが「ウルトラセブン」のエピソードのうちの一つを作れば面白いかもと、ささやいた。
ゴッドディーバ
ビラルのインタビューetc